アメリカを虜にした「クセ強め人間」に捧げるラブレター...「生き字引」ジム・オヘアが語る『パークス』の裏側
A Walk in the Parks
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オヘア(後列中央)をはじめ『パークス』を支えた芸達者な面々は続編に非常に前向きだという NBC
<総話数126話──大人気ご長寿コメディー『パークス・アンド・レクリエーション』のジム・オヘアが作品への感謝を込めて回想録を出版、続編への期待も?>
人気ドラマ『パークス・アンド・レクリエーション(Parks and Recreation)』が帰ってくるかもしれない。少なくともキャストは「絶対に」その気だと、出演者の1人ジム・オヘア(Jim O'Heir、62)は語る。
2009〜15年にNBCで放映された『パークス』は、インディアナ州の架空の町パーニーが舞台のコメディー。オヘアをはじめ、エイミー・ポーラー、クリス・プラット、オーブリー・プラザ、ロブ・ロウ、ラシダ・ジョーンズ、アジズ・アンサリ、ニック・オファーマン、レタ、アダム・スコットら豪華キャストが集結し、町の公園緑地課の職員と住民の人間模様を描いた。
新型コロナウイルスが猛威を振るった20年には、ソーシャルディスタンスをテーマに単発のスペシャル番組が放映された。以来ファンは、パーニーの町の風変わりで愛すべき面々に再会できる日を待ちわびている。
キャストは続編に前向きだと、オヘアは言う。
「(クリエーターの)マイケル・シュアーは前から『伝えるべき物語と意義がない限り、再始動はない』という立場で、コロナ禍の中では意義があった。恵まれない人々に食料を提供するフードバンクのために寄付を募るのが、スペシャル番組の目的だったから。シュアーから出演を打診されると、僕らはみんな45分以内に『了解』とメールを返した」