台湾はトップ3、東京と香港は最重要、韓国でハイボール流行...ザ・マッカラン戦略担当者に聞く
「ザ・マッカラン1926」が4億1000万円を付けた、その背景
――日本市場への投資という点では、どのようなことを考えているのですか?
ハイメ 昨年には六本木ヒルズでダブルカスクシリーズの大々的なリローンチイベントを、そして今年7月には、ザ・リッツ・カールトン東京のザ・バーで200周年の幕開けとなるようなキックオフイベントも開催しました。
さらに11月8日から24日かけては、東京の原宿で「THE HEART OF THE SPIRIT TOKYO EXPERIENCE」を開催しました。こちらは、200年にわたるザ・マッカランのウイスキーづくりの歴史をバーチャルに体験していただける没入型のエキシビションで、ブランドとしては過去最大規模の展示となるもの。様々なプログラムや特別なカクテルも用意し、多くの方にお越しいただくことができました。
また、ザ・マッカランでは各都市でのブランドアンバサダーの配置を進めていますが、今年には日本初のナショナル・ブランドアンバサダーにGakuが就任しました。これから様々なイベントなどで皆さんに彼を紹介できることを楽しみにしていますし、今後もそうした日本への投資は続けていきます。そしていつかは、東京にも「ザ・マッカランハウス」のような店舗をオープンしたいというのが、私たちの希望です。