最新「殺人ミステリー」で主演...あの「政治好き」俳優が米大統領選とAI規制について「いま言いたいこと」
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「世界各地には、指導者を選べない人々が数十億人単位で存在する。確かに、アメリカの民主主義は完璧には程遠い。政府は機能不全で、さまざまな面で混乱している。それでも、独裁国家と比較したら、政治に参加して投票ができるのは特権だ。その特権に感謝しているし、11月に投票することを楽しみにしている」
一方で、AI(人工知能)の台頭も気にかけている。
カリフォルニア州のAI規制法案「SB1047」をめぐっては、自身のインスタグラムアカウントに投稿した動画で、同州のギャビン・ニューサム知事に法案への賛同を求めた。「AIは素晴らしいものになる可能性があるが、ルールや規制が必要だ。どうかSB1047に署名を」。
動画のキャプションで、ゴードン・レビットはそう訴えた(ニューサムは9月29日、SB1047に拒否権を行使した)。
AIに警鐘を鳴らして
AIの進化が職業に与える影響を、ジャーナリストや俳優が「懸念するのは当然」だが、AIは「そのはるか先に展開する」と、彼はみている。「コンピューターを使って仕事をする人は誰でも、このテクノロジーに脅かされる可能性があると思う」
「公正な対策は存在する」と、彼は信じている。専門家や起業家、政治家、弁護士は膨大なデータを与えなければ、これらのモデルは機能しないと主張するが、そのデータを生成しているのは人間だ。「テクノロジー大手は、そうしたデータを生み出した人間に目を向けたがらない」