機内の迷惑行為がSNSで「大炎上」した米女性、大胆露出で「セクシー系右派インフルエンサー」デビュー
Viral 'Not Real' Plane Woman Is Now a Right-Wing Influencer
@EdKrassen/X
<飛行機内での人騒がせな行為が動画で拡散して有名人となっていたアメリカ人女性が突如、保守的な政治姿勢を示してSNSで話題に>
ティファニー・ゴマスと言えば、2023年7月にアメリカの飛行機内で「騒ぎ」を起こし、その様子を撮影した動画が拡散・炎上して悪い意味で一躍有名人になった女性だ。そのゴマスが今度は、保守的な政治姿勢をSNSで明らかにした──しかもド派手なビキニ姿で。ただ、この赤と青のビキニには「インフルエンサー」として第一歩を踏み出した彼女の「主張」が込められていたようだ。
■【写真】SNS動画が大炎上した「迷惑客」女性、なぜかド派手なビキニ姿で「右派インフルエンサー」に転身
テキサス州の不動産開発業者だと名乗るゴマスはもともと、2023年7月にアメリカン航空のフライトに搭乗した際に騒ぎを起こし、有名になった。その様子を映した動画を見ると、テキサス州ダラス・フォートワース国際空港発、フロリダ州オーランド国際空港行の機内で、ゴマスが中央通路を大股で歩きながら、叫び声をあげている。
ゴマスはこう叫んでいた。「あたしが(飛行機を)降りるのには理由がある。それに、みんなが信じようが信じまいが、あの2人は(NGワード)だよ。言っておくけど、うしろにいる(NGワード)たちは本物じゃない」
ゴマスは、数日後に空港警察の資料によって身元が特定されると、動画を公表して謝罪。自らの行動は「まったく受け入れられないものだった」と述べた。
「気が動転していたか否かにかかわらず、私は自分の感情をコントロールすべきだった。そして、あのときはコントロールができていなかった」とゴマスは述べた。「悪態をつく必要はまったくなく、搭乗していたみなさんにお詫びしたい。特に、乗っていた子どもたちに申し訳ないと思っている」
ゴマスが着た赤と青のビキニが意味することとは?
そのゴマスが4月17日、今回は異なる理由で、ソーシャルメディアの注目を集めた。X(旧ツイッター)に、「Conservative Dad's Ultra Right Beer(保守的なオヤジのウルトラ・ライト・ビール)」の缶を手にした写真を投稿したのだ。このウルトラ・ライト・ビールは、「Wokeを100%排除したアメリカンビール」を自称している(Wokeは、人種差別やジェンダー、LGBTQ、社会問題などに対して目覚め、配慮する人を指すスラング)。
ウルトラ・ライト・ビールは2023年に、バドワイザーの「バドライト」に対する不買運動がきっかけとなり、保守派のあいだで人気が急増したビールだ。バドライトの不買運動が起きたのは、TikTokの人気者でトランスジェンダーのディラン・マルバニーを広告に起用したためだった。