最新記事

日本

「日本推しラトビア人」アルトゥルさん、日本に住みたいですか?

MOVING TO JAPAN?

2022年8月18日(木)16時35分
森田優介(本誌記者)

――日本文化に関する投稿だと、食べ物についてのツイートが多い。

納豆は本当に無理無理なんだけど、それ以外はおいしい。作りが丁寧だし、お客さんのことを考えた工夫がある。

私は旅が好きで銅像などの観光名所も見るが、何と言ってもメインは「メシ」なんです。他の国でも名物を食べるのが楽しみ。

でも例えばジョージアだと、地方を回ってもほとんど同じ料理。日本は都道府県ごとに食べ物が変わるので発見が多い。今はカニが旬だとか、季節によっても異なる。そういうところがめっちゃ楽しいし面白いし、おいしい。

――そんなアルトゥルさんは日本に住むことも考えている?

考えたことはあるが、完全な移住はたぶんしないと思う。日本はすごく好きだけど、ほかにも好きな国がある。

家は1つじゃなくてもいいと思っていて、1年の中で数カ月は日本、それ以外の数カ月は違う国を拠点にできたら自分的には完璧。

例えば、イタリアもめっちゃ好き。料理はおいしいし、イタリア語がきれい。もし日本語をある程度マスターできて、暇だったら、次はイタリア語に踏み出すかもしれない。

――そうしたら次はイタリア語でつぶやいてイタリアでインフルエンサーに......。アルトゥルさんの日本のファンが悲しみそうです(笑)。

 2022080916issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2022年8月9日/16日号は「世界が称賛する日本の暮らし」特集。治安、医療、食文化、教育、住環境......日本人が気付かない日本の魅力を16人の外国人に聞いた

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

FRBの独立性、経済成果に「不可欠」=ミネアポリス

ビジネス

米テスラ、第1四半期粗利益率が予想上回る EV販売

ワールド

ウィットコフ米特使、週内にモスクワ訪問 プーチン氏

ワールド

インド・カシミール地方で武装勢力が観光客に発砲、2
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 2
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 3
    パウエルFRB議長解任までやったとしてもトランプの「利下げ」は悪手で逆効果
  • 4
    日本の人口減少「衝撃の実態」...データは何を語る?
  • 5
    アメリカは「極悪非道の泥棒国家」と大炎上...トラン…
  • 6
    【クイズ】世界で最もヒットした「日本のアニメ映画…
  • 7
    コロナ「武漢研究所説」強調する米政府の新サイト立…
  • 8
    なぜ世界中の人が「日本アニメ」にハマるのか?...鬼…
  • 9
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 10
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 2
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 3
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 4
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初…
  • 7
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はど…
  • 8
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 9
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 10
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 3
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 7
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 8
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 9
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 10
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中