FRBの独立性、経済成果に「不可欠」=ミネアポリス連銀総裁

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、トランプ大統領のFRB批判について問われ、金融政策の独立性は不可欠であり、より良い経済成果の鍵となると述べた。2023年5月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[22日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は22日、トランプ大統領の米連邦準備理事会(FRB)批判について問われ、金融政策の独立性は不可欠であり、より良い経済成果の鍵となると述べた。ワシントンで開かれた米国商工会議所の会合で講演した。
カシュカリ総裁は、FRBの政策担当者はデータに基づいて最善の判断を下しているとし、それが独立性の意味だと語った。パウエルFRB議長は素晴らしい仕事をしているとも述べた。
また、最近の国債利回りの上昇とドル安は、一部の投資家が米国への投資を再検討していることを示唆しているとし、資本フローの減少は米国の金利上昇につながる可能性があると指摘した。
金融政策については、金利の正しい方向性を判断するのは時期尚早だとした。