「母親に会わせてやりたい」──『イカゲーム』シーズン2で、まさかの死者復活!?
Life After “Squid Game”
スペインドラマの韓国リメーク版に出演したパク JUNG JAEGU/NETFLIX
<リアリティ番組の制作も発表されてばかりの『イカゲーム』。チョ・サンウ役の怪演で大ブレイクした、パク・ヘスが取材に応じた>
世界中を熱狂させた韓国ドラマ『イカゲーム』(2021年、米ネットフリックス配信)で、最後に死んでしまったチョ・サンウ役を怪演したパク・ヘスの勢いが止まらない。もしかするとシーズン2で(幽霊として!?)復活する可能性もあるという。
この作品で全米映画俳優組合(SAG)賞にノミネートされたパクは、同じネットフリックス配信のスパイ映画『夜叉─容赦なき工作戦─』(4月から配信中)やスペイン発の人気犯罪ドラマの韓国版『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』(6月24日から配信)でも超スリリングな演技を見せている。
ほかにも実話を基にした韓国ドラマ『スリナム(原題)』や歴史映画『幽霊(原題)』などが年内に配信予定だ。
韓国の首都ソウルから本誌の取材に応じた彼は、あの『イカゲーム』でチョ・サンウが抱えたまま死んだ苦悩を、自分のものとして感じているようだ。
ご承知のように、『イカゲーム』は経済的に破綻した456人の男女が456億ウォン(約42億円)の賞金を勝ち取りたくて残酷なサバイバルゲームに参加する物語。その決勝戦で、サンウはイ・ジョンジェ演じるソン・ギフンに敗れて死んだのだが、監督兼脚本のファン・ドンヒョクは、シーズン2では敗者(つまり死んだ人)が何らかの形で「復活」する可能性をほのめかしていた。
母親に会わせてやりたい
ファンとしては、ぜひともサンウに復活してほしい、無念を晴らしてほしいと思う。でも、どうやって?
パクに聞くと、どんな形でもいいからサンウを母親に会わせてやりたいという答えが返ってきた。サンウはずっと母親を誇りにしていたのに、「死ぬ前に母親と会うこともかなわなかったじゃないか」。パクはそう言った。