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話題作ホラーより怖い壮絶なサバイバル映画
『ソウ』など強烈な刺激が売りのダニー・ボイル監督だが『127時間』ではやり過ぎで逆効果に
究極の選択 このまま死ぬか自分で自分の腕を切るか(6月18日公開) ©2010 TWENTIETH CENTURY FOX
ダニー・ボイル監督の最新作『127時間』の基本設定は映画『ソウ』の第1作と同じだ。『ソウ』では男性2人が殺人鬼に足首を鎖でつながれるが、『127時間』では1人の若者が落石に腕を挟まれる。小道具も『ソウ』ではノコギリ、こちらは安物のポケットナイフ。どちらも中心テーマは極限状態でのジレンマだ。地獄に突き落とされた主人公が生還する道は「切断」以外にない。...本文続く
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東日本大震災の発生からまもなく3カ月。水曜発売Newsweek日本版のカバー特集は「検証 3.11」です。忘れられた被災者や深刻なフクシマ差別、脱原発の可能性、新聞・テレビの安全デマ問題、支援のあり方について、日本メディアと違った角度で迫ります。
■現地ルポ 「フクシマ」に残った家族の苦悩
■脱原発のリアルコスト
■「安全デマ」と「危険デマ」の不毛な論争
■在宅被災者、壊れゆく集落
他にも
■大腸菌パニック、ヨーロッパ野菜の受難
■セックスにも口を出すカナダ最高裁
■ガガ=自己啓発スター?、など
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[2011年6月15日号掲載]