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ホラーより怖い壮絶なサバイバル映画

『ソウ』など強烈な刺激が売りのダニー・ボイル監督だが『127時間』ではやり過ぎで逆効果に

2011年6月9日(木)09時28分

究極の選択 このまま死ぬか自分で自分の腕を切るか(6月18日公開) ©2010 TWENTIETH CENTURY FOX

 ダニー・ボイル監督の最新作『127時間』の基本設定は映画『ソウ』の第1作と同じだ。『ソウ』では男性2人が殺人鬼に足首を鎖でつながれるが、『127時間』では1人の若者が落石に腕を挟まれる。小道具も『ソウ』ではノコギリ、こちらは安物のポケットナイフ。どちらも中心テーマは極限状態でのジレンマだ。地獄に突き落とされた主人公が生還する道は「切断」以外にない。...本文続く

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[2011年6月15日号掲載]

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