最新記事
BOOKS

習慣化が苦手な人は今すぐ〈宣言〉すれば目標達成率が上がる【富者の思考】

2025年1月30日(木)11時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
ランニングする女性

習慣化といえば運動。挫折経験がある人も多いのでは?/pixabay

<100日継続できれば習慣化に成功したと言えるが、100日のハードルは高い。そんな時に効く〈宣言〉の力とは>

韓国出身の起業家であるケリー・チェ氏は、ファッション関連事業で約1億円の借金を負ったのち、食品チェーンを起こして復活。英国の長者番付けでベッカム夫妻より上位になった人物で、現在はチャンネル登録者数53万人のインフルエンサーだ。

そんなチェ氏が成功者たちの共通習慣を分析し、富者の思考法を鍛えるための具体的な方法を綴った『富者の見識 お金が人を選んでいる』(小笠原藤子訳、CCCメディアハウス)は、韓国の大手書店サイトの「2022年今年の本(自己啓発書部門)」に選ばれ、現在112刷まで版を重ねている。

お金が集まってくる人になるには、お金に対する思考と態度を正しく認識し、鍛える必要がある。本書では、富を引き寄せるためには「7つの思考の根」を強く張る重要性を説く。〈コアバリュー〉〈決断力〉〈宣言〉〈信頼〉〈信念〉〈確信〉〈問い〉である。7つより〈宣言〉の効果を紹介する(本記事は全3回の中編 ※前編はこちら

◇ ◇ ◇

〈宣言〉してゲームのように楽しむ

どんなに確固たる決意も、頭の中にあるだけでは無きに等しい。だから、〈宣言〉せよ。自分の人生を野心的に進む人は、〈宣言〉できなくてはならない。決断後の失敗を防ぐためには不可欠だ。

私は〈決断〉と〈宣言〉を楽しむタイプだ。だから達成したい目標ができれば、周囲に〈宣言〉する。だが、それよりもっと重要なことは、自分自身に〈宣言〉することだ。〈宣言〉は脱線せずに目的地へ到達できるように、また行く先々の分岐点で横道に逸れないようにガードレールを設置する作業だ。〈宣言〉すれば、思っていたよりはるかに楽に、目標を達成できる。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米下院中国特別委がエヌビディア製半導体の輸出規制要

ビジネス

NY外為市場=ドル小幅高、トランプ関税やECB利下

ビジネス

米国株式市場=反発、企業決算を消化 テスラなど高い

ビジネス

米アップル、四半期利益が予想上回る iPhone販
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ革命
特集:トランプ革命
2025年2月 4日号(1/28発売)

大統領令で前政権の政策を次々覆すトランプの「常識の革命」で世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 4
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 5
    東京23区内でも所得格差と学力格差の相関関係は明らか
  • 6
    ピークアウトする中国経済...「借金取り」に転じた「…
  • 7
    空港で「もう一人の自分」が目の前を歩いている? …
  • 8
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 9
    トランプのウクライナ戦争終結案、リーク情報が本当…
  • 10
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果が異なる【最新研究】
  • 3
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 4
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 5
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 6
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 7
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 8
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 9
    煩雑で高額で遅延だらけのイギリス列車に見切り...鉄…
  • 10
    日鉄「逆転勝利」のチャンスはここにあり――アメリカ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 6
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 7
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 8
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 9
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 10
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中