日本の水産物が海外バイヤーから注目を浴びる理由【FOODEX JAPAN 2024レポート】
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多彩な料理へのアレンジにより、日本産水産物の新たな魅力を発見
レセプションには、全国各地の水産関係事業者と海外のバイヤー、さらには海外に発信力のあるフードライターやインフルエンサーなど、合わせて200人近くが参加し、立食形式で行われた。今回招待したバイヤーの国籍は、アメリカ、カナダ、スペインなどの欧米諸国、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポールなどの東南アジア、さらにはUAE及びインドなど幅広い。
参加したバイヤーからは、「日本産水産物をどのように取り扱えばよいのか知りたい」という声が多数上がった。日本人にはなじみのある水産物でも、バイヤーの出身国ではこれらを使ったレシピや食材の魅力を知らない人が多い。せっかく仕入れたとしても、自国でどう売り込めばよいかわからないという。
こういった声に対応するためにも、レセプションでは、元公邸料理人の工藤英良シェフが日本産水産物を使った、海外でも再現性のあるバリエーション豊かな料理を多数ふるまった。
工藤シェフは、水産物のほかにも、醤油、味噌、米、かんきつなど、さまざまな日本産食材と組み合わせたメニューを提案するほか、「旬で品質の高い水産物はさっと焼いて、素材の味を活かしたシンプルな味付けにする」など、調理の際のポイントも紹介。加えて、日本酒や日本ワインとのペアリングも紹介した。さらに、ステージ上での調理デモンストレーションや、現場で活躍する漁業関係者たちとのトークセッションも実施し、日本産水産物の魅力や海外でも再現できるレシピを海外バイヤーに伝えた。
日本産水産物の味を堪能した海外バイヤーからは「自国の日本料理店で取り扱いたい」という声が数多く上がった。自国の料理に使えないか、参加した国内事業者と相談するバイヤーの様子も見られた。
「『活き締め』などの伝統的な技術のほか、鮮度を保つために欠かせない冷凍技術についても、新たな技術が次々と開発されています。今回のイベントで本来の日本の水産物の魅力が世界中の人々に届けられることを期待しています」と、レセプションに参加していた国内の水産物事業者は語った。
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