山下智久がモエ・エ・シャンドンの「フレンズ オブ ザ ハウス」就任 現地で体感した「シャンパンの魔法」
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フレンズ オブ ザ ハウスに就任した山下智久氏。受け継がれてきた想いと価値観を日本で広める役割を担う
<俳優・歌手の山下智久氏がモエ・エ・シャンドンのフレンズ オブ ザ ハウスに就任。6月にはフランスにあるメゾンを訪問して伝統と革新が調和するシャンパン造りの真髄にも触れた>
フランス北部エペルネの町で、1743年に創業したシャンパン メゾン「モエ・エ・シャンドン」。初代クロード・モエが生んだ高品質のシャンパンは瞬く間に評判となり、1748年にはフランス王室御用達に。以降、モエ・エ・シャンドンはヨーロッパの政治家や宮廷人たちのお墨付きとなり、名声を世界へ広げていった。
その歴史において、特に重要な役割を果たしたのが、3代目当主のジャン・レミー・モエだ。各国の社交界で活躍し、時のフランス皇帝ナポレオン1世をはじめ、歴史的な著名人たちと親交を深めてシャンパン市場の拡大に貢献した。
「人生のあらゆる祝福の瞬間に寄り添い、人々が分かち合う幸福なひと時をより印象深いものにする」。そんな「シャンパンの魔法」を世界中に広げることを願った彼の思想や哲学は、その後もメゾンに引き継がれ、ラグジュアリーとセレブレーションの世界的なアイコンとなった現在のモエ・エ・シャンドンへと繋がっていく。
モエ・エ・シャンドンの歴史には、彼のほかにもその名声を世界で高める役割を果たしてきた「アンバサダー」たちがいる。1930年代に活躍したロベール=ジャン・ド・ヴォギュエ伯爵もその一人だ。広報活動と「人気の力」にいち早く着目した彼は、ハリウッドの上流階級を祝祭ムード溢れるシャンパンで魅了することで、メゾンの「比類なき壮大さ」「寛容な分かち合いの精神」という価値観を国際舞台で広めたアンバサダーだった。
こうした歴史を経て、モエ・エ・シャンドンは今年、創業280周年を迎えた。その記念すべき年に、これまで造り手とアンバサダーたちが脈々と受け継いできた価値観を、さらに広めるべく「フレンズ オブ ザ ハウス」に就任したのが、俳優・歌手としてグローバルに活躍する山下智久氏だ。
メゾンを訪問した山下氏が現地で体感した「伝統と変革」
就任に先駆け、山下氏は6月にメゾンを訪問した。ジャン・レミー・モエの邸宅や、数々の歴史的人物が滞在した迎賓館、ワイナリーや地下のカーヴなどを見学し、テイスティングでは年代の異なる3種のグラン ヴィンテージに加え、自らが生まれた1985年ヴィンテージのシャンパンも堪能した。
「それぞれが持つ味わいも表情も全然違う。時の流れなどの影響が、これほど色鮮やかな違いを見せてくれるのかと改めて感じました。何よりもこの素晴らしいシャンパンを、この場所で飲ませてもらったという経験が自分にとっては大切。今後もモエ・エ・シャンドンを開けるたびに、今日の感動が蘇るのではないかと思います」