司会進行役に能力があれば、会議はここまで有意義になる...ほか、本の作り手イチオシの4冊
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<ファシリテーション実践講座/子どもが書く相続ノート/入門Web3/ライブコマース入門──。各出版社がいまイチオシする本はこれ!>
各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)
会議を円滑に進めるスゴ技の実践法
『会議の成果を最大化する「ファシリテーション」実践講座』
著者:大野栄一
出版社:日本実業出版社
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著者は、ベストセラー『すごい会議』の創始者ハワード・ゴールドマンにも認められた、日本におけるすごい会議の公式コーチです。
これまで13年で130社1400人超の指導にたずさわり、ファシリテーションについて教えてきました。特に司会進行を務める、キーパーソンになる「ファシリテーター」の養成に絶対の自信を持ちます。
本書は、会議を円滑に進める「ファシリテーション」を、進行にあわせて解説する一冊です。“リピート率9割” の敏腕コーチが、本番の冒頭5分、意見の引き出し・まとめ・決定、クロージングを進行に沿ってやさしく説明します。
類書と異なり、事前準備を詳しく、会議と会議の間のブリーフィング(兆しを捕らえ端的に作戦を練る)、進捗会議の重要性も伝えるのが特徴です。会議の前後もファシリテーターが活躍(主導)する必要があると著者は伝えます。
本書では、会議で意見をまとめる時に効果的なグラフィック技術、オンライン会議の作法なども紹介しています。ファシリテーション、会議の決定的な一冊です。自信をもってお薦めします。よろしくお願いいたします。
(第一編集部 中尾 淳)
親を「取材」して書くエンディングノート
『親が元気なあいだに子どもがヒアリングしながら書く相続ノート』
著者:曽根惠子
出版社:秀和システム
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「親にエンディングノートを渡したけど、なかなか書いてくれない」という声を近ごろよく聞きます。親からすると、まだ元気なのになぜ死後について書かなくてはいけないのだろうか? という気持ちになっていると思われます。
しかし、実際のところ、介護の最初の段階である「要支援」に認定されたあとでは、大量の文字を書くのは難しいことでしょう。また親の記憶がはっきりしているあいだに、大事な情報や思い出をたくさん聞いておいたほうが、子どもは後悔せずにすみます。
本書は、親の資産や荷物、情報などをひとまとめに書くことができるノートです。子どもが親と顔を合わせて取材しながら、親の大切な情報や思いをノートに書きこんでいくタイプのノートになっています。また「将来、私は相続税を払うのだろうか?」と悩んでいる方向けに、相続税を支払うかどうか計算できるシートもありますので、ぜひ活用していただければと思います。
(担当編集:石橋美樹)