最新記事

ビジネス

司会進行役に能力があれば、会議はここまで有意義になる...ほか、本の作り手イチオシの4冊

2022年8月30日(火)18時20分
flier編集部

Web3をきちんと説明できますか?

入門 Web3とブロックチェーン(PHPビジネス新書)
 著者:山本康正
 出版社:PHP研究所

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

最近になって、「Web3(Web3.0/ウェブスリー)」という言葉を目にしたり、耳にしたりするようになった。でも、その意味するところはよくわからない......という方は多いのではないでしょうか。

それもそのはず。世界のテクノロジーをウォッチし続けている山本康正氏は、本書で「Web3に統一された理解はありません」と書いています。

しかし一方で、端的に表すならば、Web3とは「ブロックチェーンを活用した次世代のWebの世界」であり、「インターネット領域だけの話ではない点が最大のポイント」とも指摘します。私たちのビジネスの在り方も、組織の形も、さらには政治や社会までも変えてしまう可能性を、ブロックチェーンは秘めているのです。

本書を制作しながら、Web3がもたらすかもしれない未来にワクワクするとともに、一人の社会人として未来に備えをしておく必要性も感じました。

ぜひ皆さんにも、本書を手に取っていただき、きたるべき未来に向けたアクションを取っていただければと思います。
(岸)

ライブコマース第一人者の全ノウハウ

売れる「ライブコマース」入門
 著者:松村夏海
 出版社:フォレスト出版

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「モノが売れなくなった」「価格競争ももはや限界だ」――。そういわれる小売業界で、Z世代を中心に、爆発的な売上を上げている驚異の販売戦略が注目されています。その販売戦略こそ、本書のテーマである「ライブコマース」です。

「インスタライブ」をはじめとするSNSのライブ機能を使って、視聴者とコマーサーが双方向のやりとりをしながら、商品やサービスを販売する、まったく新しい販売手法です。

スマホ1台で始められるので、基本的に初期投資ゼロ。宣伝費がない中小零細企業にとって最高のビジネスモデルです。具体的にどうすればいいのか? 日本におけるライブコマースの第一人者が全ノウハウを公開します。

コロナ禍、物価高などで厳しい状況にある日本経済を救うのは、著者のようなZ世代なのかもしれません。ビジネス書の著者としても最年少世代の渾身の1冊です。
(編集部K.M)

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

オラクル、データセンター出資協議順調と説明 投資会

ワールド

ベネズエラ国営石油がタンカー積み込み再開、輸出は大

ワールド

米司法省、FRBに財務状況の明確化要請 CFPB資

ワールド

メキシコ・ブラジル首脳が自制と対話呼びかけ、ベネズ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】「日の丸造船」復権へ...国策で関連銘柄が軒…
  • 9
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 10
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中