「いいかげんでも、まあなんとかなる」イタリア人の生き方に学ぶ...ほか、いまイチオシの4冊
知識や知名度がない人のためのSNS活用法
『共感☓つながり 人が集まるSNSのトリセツ』
著者:小桧山美由紀
出版社:総合法令出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)
お店を始めたりイベントを開催したりするとき、宣伝や集客の手段としてSNSを使うことがすっかり当たり前になりました。企業や有名人だけでなく、小さい会社や個人ビジネスでもSNSで情報を発信しているところをよく見ますよね。しかし、自分でも見よう見まねでやってみたけれどあまり効果がなかった......なんて人も実は多いのではないでしょうか。
ゼロからインターネットで人を集めたいなら、いわゆる「バズ」を狙えばいいということではありません。むしろ、それではトラブルやクレームのもと! 情報を届けたい人に届けるには、文章や写真を工夫したりブログやLINEなどの別サイトにつなげたりといった、堅実なSNSの使用方法を知り実践する必要があるのです。
本書は、マーケティング知識や知名度がない人でも効果的な集客を始められるように、SNSの使用方法を解説している“SNSの取扱説明書”です。まずはこの本でSNSの使い方を知ることが、成功への第一歩になるはずです。
(編集部 T)
中間管理職は実はラッキーな立場だ
『組織をうごかす中間管理職 挟まれ役の心得とリーダーシップ』
著者:スコット・マウツ
翻訳:久木みほ
出版社:アルク
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)
本書は、米国のP&Gで中間管理職から経営幹部までを経験した著者による、中間管理職のためのプレーブック(戦略集)です。
「中間管理職」はストレスの多い日々を送りがちです。抵抗する部下、思いつき上司、非協力的な同僚、やまない至急案件とあふれる仲介、終わりのない傾聴と忍耐・・・。
でも、「組織の真ん中」にいられるのはラッキーだと著者は言います。
上に下に横に、直接はたらきかけることができるポジションが中間管理職であり、自らの工夫によって、組織に大きな影響をもたらすことができるからです。
たとえば、組織の収益変動の約22%は中間管理職に起因する、優秀な中間管理職と働く部下はヘッドハント時の退職率が20%も低い、といった調査結果があるそうです。
単なる調整役ではなく、「成功の起点」になるための心得とリーダーシップ術を、ぜひ本書でご確認ください。
(書籍編集部 佐野郁世)
flier編集部
本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。
通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。
このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。