大人として「恥ずかしい」思いをしないために読んでおくべき5冊の本
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<教養としてのポップカルチャー、言いかえ事典、10分仕事術、行動経済学入門、大人としてのマナー。本の作り手がいま最もオススメしたい5冊>
各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)
マンガやゲームの源泉にある「知」
『新しい教養としてのポップカルチャー
マンガ、アニメ、ゲーム講義』
著者:内藤理恵子
出版社:日本実業出版社
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マンガ、アニメ、ゲームは、単なる子供の遊びではありません。アートとして、過去の古典や神話、哲学、歴史、文学、科学を引き継ぎ、現代の最先端の表現としての意味を持っているのです。なかには爆発的なヒットで時代を席巻する作品と、商業主義の荒波に飲まれ消えゆく作品がありますが、幼少時からそれら双方のアニメ、マンガ、ゲームにのめり込み、ポップカルチャーの「沼」を歩んできたロスジェネ世代の宗教学者が、自身の苦難を糧に大胆な仮説と切り口でポップカルチャーの深層を読み解きます。
「人は何で生きるのか?」それに答えようとしてきたのが、哲学や文学です。しかし、今日、人文系学問は無用呼ばわりされ、社会科学、自然科学も実用一辺倒に傾斜しています。これは危機です。
本書はこの危機に抗し、楽しく面白いポップカルチャーの魅力を紹介しつつ、その源泉にある哲学や文学などの「知」のエッセンスを伝える「ポップカルチャー教養主義」宣言です。
(日本実業出版社 編集部 松本幹太)
「そんなつもりで言ったんじゃ...」をなくす
『誤解されがちな言葉を好かれる表現に変える言いかえ事典200』
著者:磯部らん
出版社:秀和システム
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職場で自分が発言したあと、周囲がシーンとなった経験はありませんか? 自分が悪意なく発言したことでも、言われたほうは「どういう意味で言ったんだろう?」「この人、失礼な人だな」と受けとめている可能性があります。
たとえば目上の人が「若いんだからもっと仕事できるでしょう」と言うことがあります。以前はよく聞く言葉でしたが、現代ではハラスメントと受けとめられる可能性もあります。仕事がたくさんこなせる・こなせない、ということに年齢は関係ないからです。「あなたならできると期待しています」と言いかえれば、相手はがんばろう、という気持ちになるはずです。
本書には、人間関係を円滑にするための、200の言いかえ法を掲載しています。×「あなたのことを思って......」→〇「私はこう思うよ」、×「~~しておいてあげた」→〇「~~しておきました」など。この本を使って相手の心に届く言葉に言いかえましょう。職場に一冊あれば役立つ一冊です。
(秀和システム 第4編集局)