大人として「恥ずかしい」思いをしないために読んでおくべき5冊の本
時短ノウハウを学んで仕事の効率アップ
『すきま時間を味方につける 10分仕事術(DOBOOKS)』
著者:滝岡幸子
出版社:同文舘出版
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・どんな仕事も、小さな作業の集まり。だから、仕事は3~10分くらいの小さな作業に分解することができる。
・こま切れのすきま時間に、複数の小さな作業を同時に進める
そうした時短ノウハウを紹介しているのが、『すきま時間を味方につける 10分仕事術』です。
「仕事を分解する方法」や「すきま時間の見つけ方」といった「10分仕事術」のコアなノウハウだけでなく、「自分の業務を標準化する」「『探す』を減らす」などの「時短の原則」、「すぐに使える時短Tips」も紹介しています。
たとえば、「クイックルワイパーに5回分のシートを取りつけておき、使うたびに1枚ずつはがす」というTips。これを知って、私はすぐに実行しました。
すると、「不便」「ムダ」に意識が向くようになったのか、ゴミ箱に一度に5枚ほど袋をセットしておくようになりました。ささいなことですが、ゴミ捨てのたびに袋をセットしなくて済むので、楽です。
不思議なことに、本書を読むと「この作業はまとめてもいいかも」「なくしても困らないな」「このすきま時間にこの作業ができそう」と、「時短脳」が活性化するようです。
無理やりがんばるのではなく、時短に楽しく取り組むようになる、そんな仕事術の本です。ぜひ、お試しください。
(同文舘出版 ビジネス書編集部 竹並)
行動経済学の基礎知識
『池上彰の行動経済学入門(働く君に伝えたい「本物の教養」)』
監修:池上彰
出版社:学研プラス
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「人は、なぜそれを買うのか?」
本書では、様々なシーンの「買う」という行為を、わかりやすく解説しています。
売上を上げたいなら、二択より三択?
サブスクを解約できない...損切りができないのは「サンクコスト効果」のため?
なぜイケアの家具は、愛着がわくの?
人間の行動心理を読み解く「行動経済学」は、マーケティングやビジネスに役立つ知識として話題です。本書では、身近な事例から行動経済学を読み解いていきます。人間は、頭では「不合理だ」と思っていることでもやってしまう――。そこを分析するところに「行動経済学」の面白さがあります。
本書は池上彰氏監修のもと、ビジネスにもプライベートにも役立つ「行動経済学の基礎知識」をまとめています。各トピックを見開きで解説し、図解やイラストを使うことで「わかりやすさ」を重視しました。
今回創刊した「働く君に伝えたい本物の教養」シリーズでは、本書に加え、『佐藤優の地政学入門』も同日に発売しています。
(学研プラス 一般書チーム)