『思い通りに人を動かす』ヤバい話し方は、普通の話し方とどう違う?【各出版社イチオシの本6冊】
『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』
著者:トッド・ローズ オギ・オーガス 大浦千鶴子(訳) 伊藤羊一(解説)
出版社:三笠書房
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「ダークホース」というと、一般的には「穴馬」とか「いきなり現れて大勝した人」というイメージでしょうか。どちらにしても、本書のタイトルを見て「ダークホースの本なんて自分には関係ない」と思われた方、いらっしゃいませんか? 実は、私がそうでした。
「ダークホース」のような"いわば特殊な人"の事例を挙げても真似できるわけではないし、本として成立するのかな......、と不安に思ったものです。
ところが! 原稿を読み進めるうちに、「すごい本だ!」と興奮を覚えました。小さな事例が一つひとつ積み重なっていき、最終的には大きな"成功地図"が浮き上がってくる――。そんな素晴らしい作品です。
解説をお願いした伊藤羊一先生も、ゲラを読んですぐに、「すごい本に出会ってしまった。正直、震えた!」とTwitterで呟いてくださいました(そのまま本の帯に使用させていただきました)。
本書で紹介する成功法則は、ハーバード教育大学院の研究者の著者が何百人もの「ダークホース(型破りな成功をした人)」にインタビューを行い、「ダークホースの思考法」を科学的な研究をもとに世界ではじめてマニュアル化したものです。つまり、科学的な根拠に基づき、しかも再現性があるのです!
彼らに共通する4つのルールについては本書をお読みいただきたいのですが、変化の時を迎え、正解のない時代に生きる私たちに今、必要な「成功への新しい地図」が記されている1冊であることは間違いありません。
(編集本部 北畠佐知子)
『コロナが明けたらしたいこと』
著者:うえはらけいた
出版社:アスコム
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本書は、第12回コミチ漫画賞大賞受賞作です。もともと作者がTwitterで日々投稿していたもので、当時から「泣ける」と話題になっていました。
この物語は、主人公のおさむとつかさが出会う、幼稚園の入園式から始まります。幼いふたりは、お互いの手をギュッとにぎりあったまま、離しません。かわいくて、やさしくて、なぜか不思議な余韻を残すこの始まりに、ぼくは一気に引き込まれていました。
やがて大人になり、つかずはなれず、もどかしい距離を保っていたふたりの人生は、つかさに起きたある出来事をきっかけに、再び重なり始めます。
それは、上記のふたりが出会ったシーンに関係しています。
すべてはつながっていて、最後まで読み終えたあなたは、自分にとって一番大切な人が誰なのかに思いを馳せることでしょう。
コロナが明けたら......。
ふたりが交わした約束とは?
(アスコム編集部 菊地)