最新記事
医療富士フイルム、米国で新型コロナウイルス患者に「アビガン」臨床第2相試験を開始へ
富士フイルムは、米国で新型コロナウイルス感染症の患者を対象に抗インフルエンザ治療薬「アビガン」の臨床第2相試験を始めると発表した。数十例の患者を対象に治療効果と安全性を確認する。写真は2014年10月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)
富士フイルムは9日、米国で新型コロナウイルス感染症の患者を対象に抗インフルエンザ治療薬「アビガン」の臨床第2相試験を始めると発表した。数十例の患者を対象に治療効果と安全性を確認する。
富士フイルム富山化学が開発したアビガンは、新型コロナウイルスに対する効果が期待され、臨床応用の検討が進んでいる。
(内田慎一)
【関連記事】
・「アビガン」は世界を救う新型コロナウイルス治療薬となれるか
・中国製コロナ検査キット使い物にならず、イギリス政府が返金を要求へ
・NY州の新型コロナウイルス死者最多に、感染者13.8万でイタリア超え 安定化兆しも
2020年4月14日号(4月7日発売)は「ルポ五輪延期」特集。IOC、日本政府、東京都の「権謀術数と打算」を追う。PLUS 陸上サニブラウンの本音/デーブ・スペクター五輪斬り/「五輪特需景気」消滅?