コラム

マイクロソフトを辞し、アフリカに帰って大学を作った男/Brought to the brink of(~の寸前まで追いやられる)

2016年02月10日(水)15時48分

登場するボキャブラリー

【a breath of fresh air】新鮮な空気を吸い込むこと、一服の清涼剤。アフリカで初頭教育を受けたアウア氏にとって、アメリカの大学で経験した教育法は、a breath of fresh airのようなものだったそうです。

【a mess】むちゃくちゃな状態、混乱。アウア氏には、アフリカは様々な深刻な問題を抱えたa messのように思えました。

【sense of entitlement】権利意識。特権意識。アウア氏によると、ガーナの大学卒業者(=エリート)は、責任感よりsense of entitlementが強いそうです。

【integrity】高潔、清廉潔白であること。アウア氏は自分が設立した大学において、integrityを持ったリーダーを育てようとしています。

【honor code】倫理規定。アウア氏の大学では、学生に各自のhonor codeの作成を課しました。

【been placed】配置された、就職した。アウア氏の大学の卒業生は全員been placedできたと、彼は誇りに感じています。

【deal with ambiguity】不確実性に対処する、曖昧な状況にでも対応できる。アウア氏の大学の卒業生を採用した会社は、彼らのdeal with ambiguityの能力の高さに感心しているそうです。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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