- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- ニューハンプシャー州予備選敗北で、ヘイリーが仕掛け…
ニューハンプシャー州予備選敗北で、ヘイリーが仕掛ける一発逆転策とは?
では、どうしてヘイリー候補は「敗北宣言」を行わなかったかというと、選対の関係者への取材としてCNNは次のような解説を流しています。まず「大口の献金がかなりあり、選挙資金はまだ潤沢」なのだそうです。その上でヘイリー候補は、「今度こそトランプ候補をテレビ討論に引っ張り出して一対一の対決をする」としています。この「一対一の勝負」に一発逆転をかけるというのが、彼女の戦略のようです。これを受けて、そもそもトランプが、これまで拒否し続けていたテレビ討論の場に出てくるのかがとりあえず注目されます。
ですが、アメリカ社会は「ニューハンプシャーでもトランプ勝利」という「事実」を前提として動き出しています。テレビ各局の特番では、焦点は「トランプが副大統領候補に誰を指名するのか?」という問題に移ったというコメントが飛び交っています。あくまで「自分に忠実で独裁や暴力を認める「トランプ主義者」から選ぶのか、それとも「共和党の本流に近い常識的な候補」を選ぶのかが焦点だというのです。また、バイデン大統領の選対周辺からは「これで、バイデン対トランプの一騎打ちとなる本選に焦点が移った」というようなコメントが飛び出しています。
その一方で、アイオワとニューハンプシャーで見せた「トランプの勢い」に対して、果たして「バイデンで勝てるのか?」という疑問の声が民主党内から湧いてくるかもしれないという見方もあります。むしろ、これからは大統領選の焦点としては民主党側の「トランプへの迎撃体制」が注目されるのかもしれません。

アマゾンに飛びます
2025年2月25日号(2月18日発売)は「ウクライナが停戦する日」特集。プーチンとゼレンスキーがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争は本当に終わるのか
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
ニューヨーク市長をめぐる裏切りのドラマがリアルタイムで進行中 2025.02.19
トランプの政策に日本の現状を重ねて共感するのは、とんだお門違い 2025.02.12
石破首相は日米首脳会談でガザ難民受け入れ問題をスルーするべき 2025.02.06
「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由 2025.01.29
驚きの大統領就任演説、インフレ退治を約束したトランプ 2025.01.22
ロス山火事で崩壊の危機、どうなるアメリカの火災保険 2025.01.15
日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で勝負すればいい 2025.01.08
-
「セールス」外資ならではの働きやすさ/ホテル業界向けの業務管理システム提供/リモート可/2018年日本支社設立/32カ国・地域に7 000名以上のグローバルカンパニー
Shiji Japan株式会社
- 東京都
- 年収700万円~1,100万円
- 正社員
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
電子決済カスタマーサポート/外資系企業だからこそ/続けたくなる仕事
TDCXJapan株式会社
- 東京都
- 月給26万5,000円~
- 正社員
-
貿易事務/流通関連 駅チカ/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員