学研教育総合研究所調べ 小学生・中学生・高校生の一番好きな教科・一番嫌いな教科 好きな教科 小学生の1位は「体育」、中学生と高校生の1位は「数学」 嫌いな教科 小学生の1位は「算数」、中学生と高校生の1位は「数学」
(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
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https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/index.html
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/426832/table_426832_1.jpg
一番好きな教科と一番嫌いな教科をきいたところ、小学生では一番好きな教科は1位「体育」、2位「算数」、3位「図画工作」、一番嫌いな教科は1位「算数」、2位「国語」、3位「体育」となりました。
また、中学生と高校生では、一番好きな教科はともに1位「数学」、一番嫌いな教科もともに1位「数学」となり、中学生では一番好きな教科の2位は「英語」、3位は「社会」、一番嫌いな教科の2位は「英語」、3位は「国語」、高校生では一番好きな教科の2位は「地理歴史」、3位は「保健体育」、一番嫌いな教科の2位は「外国語」、3位は「国語」となりました。
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表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/426832/table_426832_2.jpg
ChatGPTなどの対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」と回答した人の割合は、小学生では16.8%、高校生では27.7%となりました。
また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」と回答した人の割合は、小学生では18.3%、高校生では39.5%となりました。
小学生の結果を前回調査と比較すると、利用したことがある人の割合は、【学校】では7.0ポイント上昇(前回調査9.8%→今回調査16.8%)、【家庭】では5.8ポイント上昇(前回調査12.5%→今回調査18.3%)と、どちらも上昇傾向がみられました。
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表3: https://www.atpress.ne.jp/releases/426832/table_426832_3.jpg
クラスに長期間お休みしている人がいるかをきいたところ、「いる」と回答した人の割合は、小学生では25.8%、中学生では44.8%、高校生では29.3%と、中学生が突出して高くなりました。
学年別にみると、小学生と中学生では上の学年で高くなっている一方、高校生では下の学年で高くなる傾向がみられました。
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★小学生の一番好きな教科 1位は前回調査に続き「体育」2位「算数」3位「図画工作」4位「国語」5位「音楽」
★小学生の一番嫌いな教科
1位は前回調査に続き「算数」2位「国語」3位「体育」4位「外国語活動/外国語」5位「図画工作」
一番好きな教科をきいたところ、1位「体育」(20.8%)、2位「算数」(18.3%)、3位「図画工作」(17.1%)、4位「国語」(8.9%)、5位「音楽」(8.0%)となりました。
他方、一番嫌いな教科をきいたところ、1位「算数」(22.6%)、2位「国語」(17.8%)、3位「体育」(9.2%)、4位「外国語活動/外国語」(4.7%)、5位「図画工作」(4.5%)となりました。
過去の調査と比較すると、前回調査に続き、一番好きな教科の1位は「体育」、一番嫌いな教科の1位は「算数」となりました。
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一番好きな教科を男女別にみると、男子の1位は「体育」(25.3%)、女子の1位は「図画工作」(20.7%)でした。また、「算数」(男子24.2%、女子12.5%)は女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなったのに対し、「音楽」(男子2.8%、女子13.2%)は男子と比べて女子のほうが10ポイント以上高くなりました。
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一番嫌いな教科を男女別にみると、男子の1位は「国語」(23.0%)、女子の1位は「算数」(28.8%)でした。また、「国語」(男子23.0%、女子12.7%)は女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなったのに対し、「算数」(男子16.3%、女子28.8%)は男子と比べて女子のほうが10ポイント以上高くなりました。
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★「ChatGPTなど対話型生成AIを学校で利用したことがある」17%、前回調査から7ポイント上昇
対話型生成AIとは、音声やテキストで質問を入力すると、対話するように自然な文章で応答することができる人工知能を指します。
ChatGPTなどの対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は16.8%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は18.3%となりました。
前回調査と比較すると、利用したことがある人の割合は、【学校】では7.0ポイント上昇(前回調査9.8%→今回調査16.8%)、【家庭】では5.8ポイント上昇(前回調査12.5%→今回調査18.3%)と、どちらも上昇傾向がみられました。
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★受験する中学校を選ぶ際に重視したいこと
子ども自身・保護者ともにTOP5は「自宅からの距離」「学校の教育方針」「偏差値」「在校生の雰囲気」「進学実績」
子どもが中学校受験を希望している人(454名)に、子ども自身が受験する中学校を選ぶ際、重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(35.9%)、2位「学校の教育方針」(30.4%)、3位「偏差値」(24.4%)、4位「在校生の雰囲気」(19.2%)、5位「進学実績」(16.1%)となりました。
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他方、子どもに中学校受験をしてほしい保護者(441名)に、子どもが受験する中学校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(35.1%)、2位「学校の教育方針」(30.4%)、3位「偏差値」(22.7%)、4位「進学実績」(19.7%)、5位「在校生の雰囲気」(18.1%)となり、子ども自身の回答と同じものがTOP5に挙がる結果となりました。
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★「クラスには、長期間お休みしている人がいる」26%
クラスには、長期間お休みしている人がいるかをきいたところ、「いる」は25.8%、「いない」は74.3%となりました。
学年別にみると、「いる」と回答した人の割合は、いじめを見聞きした経験と同様に、低学年と比べて中学年と高学年で高くなる傾向がみられました。
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★中学生の一番好きな教科 1位「数学」2位「英語」3位「社会」4位「保健体育」5位「国語」
★中学生の一番嫌いな教科 1位「数学」2位「英語」3位「国語」4位「社会」5位「理科」
一番好きな教科をきいたところ、1位「数学」(19.8%)、2位「英語」(14.3%)、3位「社会」(12.0%)、4位「保健体育」(11.2%)、5位「国語」(7.8%)となりました。
他方、一番嫌いな教科をきいたところ、1位「数学」(23.5%)、2位「英語」(15.7%)、3位「国語」(13.0%)、4位「社会」(7.8%)、5位「理科」(7.0%)と、主要5教科が挙がりました。
過去の調査と比較すると、前回調査に続き、一番好きな教科のTOP2と一番嫌いな教科のTOP2は「数学」「英語」となりました。
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男女別にみると、一番好きな教科のTOP2は男子では「数学」「社会」、女子では「英語」「数学」、一番嫌いな教科のTOP2は男子では「英語」「国語」、女子では「数学」「理科」でした。
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★「学校でいじめを見たり聞いたりしたことがある」28%
学校でいじめを見たり聞いたりしたことがあるかをきいたところ、「ある」は28.2%、「ない」は71.8%となりました。
学年別にみると、「ある」と回答した人の割合は学年が上がるにつれて高くなる傾向がみられ、3年生では31.0%でした。
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★「クラスには、長期間お休みしている人がいる」45%
クラスには、長期間お休みしている人がいるかをきいたところ、「いる」は44.8%、「いない」は55.2%となりました。
学年別にみると、「いる」と回答した人の割合は1年生(35.5%)と比べて2年生・3年生(2年生49.0%、3年生50.0%)で高くなりました。
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表6: https://www.atpress.ne.jp/releases/426832/table_426832_6.jpg
★高校生の一番好きな教科 1位は前回調査に続き「数学」2位「地理歴史」3位「保健体育」4位「外国語」5位「国語」
★高校生の一番嫌いな教科 1位は前回調査に続き「数学」2位「外国語」3位「国語」4位「地理歴史」5位「理科」
一番好きな教科をきいたところ、1位「数学」(15.2%)、2位「地理歴史」(10.7%)、3位「保健体育」(9.5%)、4位「外国語」(9.2%)、5位「国語」(7.8%)となりました。
他方、一番嫌いな教科をきいたところ、1位「数学」(26.7%)、2位「外国語」(17.3%)、3位「国語」(9.8%)、4位「地理歴史」(6.8%)、5位「理科」(6.3%)となりました。
過去の調査と比較すると、前回調査に続き、一番好きな教科の1位は「数学」、一番嫌いな教科の1位は「数学」と、人によって好き嫌いが分かれる教科である傾向が継続する結果となりました。
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男女別にみると、一番好きな教科と一番嫌いな教科の1位は男子・女子ともにそれぞれ「数学」となり、一番好きな教科の2位は男子では「地理歴史」、女子では「外国語」でした。また、一番嫌いな教科の2位は男子・女子ともに「外国語」でした。
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★学校の"総合的な探究の時間"でテーマにしたこと 1位「SDGs」2位「キャリア・進路」3位「環境問題」
"総合的な探究の時間"について質問しました。"総合的な探究の時間"は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標に、2022年度から本格的に導入された教科です。
学校の"総合的な探究の時間"では、これまでにどのようなことをテーマにしたかをきいたところ、1位「SDGs」(26.2%)、2位「キャリア・進路」(16.8%)、3位「環境問題」(15.5%)、4位「LGBTQ+」(12.2%)、5位「地域」(11.2%)となりました。
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★ChatGPTなど対話型生成AIの利用経験 「学校で」28%、「家庭で」40%
対話型生成AIの利用について質問しました。対話型生成AIとは、音声やテキストで質問を入力すると、対話するように自然な文章で応答することができる人工知能を指します。
ChatGPTなどの対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は27.7%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は39.5%となりました。
男女別にみると、利用したことがある人の割合は、男子では【学校】が33.0%、【家庭】が43.0%と、女子(学校22.3%、家庭36.0%)と比べて高くなりました。
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★進学希望者が高校卒業後の希望進路を決める際に重視したこと
1位「学びたいことが学べる」2位「資格が取得できる」3位「就職に有利」
希望進路が進学の人(413名)に、高校卒業後の希望進路を決める際、どのようなことを重視したかをきいたところ、1位は「学びたいことが学べる」(47.7%)でした。次いで、2位「資格が取得できる」(30.8%)、3位「就職に有利」(29.8%)、4位「学校が自宅から通える」(27.6%)、5位「自身の成長につながる」(26.6%)となりました。
学年別にみると、1年生と2年生では「資格が取得できる」(1年生31.3%、2年生32.1%)、3年生では「就職に有利」と「学校が自宅から通える」(いずれも30.3%)が2位でした。
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★「クラスには、長期間お休みしている人がいる」29%、1年生では36%
自身のクラスには、長期間お休みしている人がいるかをきいたところ、「いる」は29.3%、「いない」は70.7%となりました。
学年別にみると、「いる」と回答した人の割合は、下の学年で高くなる傾向がみられ、1年生では36.0%でした。
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※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。
≪調査概要≫
調査タイトル:小学生・中学生・高校生白書 小学生・中学生・高校生の日常生活に関する調査
調査対象
(小学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者
(中学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者
(高校生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳~18歳の高校生
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年11月6日(水)~11月14日(木)の9日間
有効回答数
(小学生調査):1,200サンプル
(中学生調査):600サンプル
(高校生調査):600サンプル
実施機関:ネットエイジア株式会社
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プレスリリース提供元:@Press