【写真特集】「人間」を伝え続けたカメラマン、アフガニスタンに死す

2020年2月24日、インドの首都ニューデリーで暴動が発生し、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の衝突に発展。ムスリム男性がヒンドゥー教徒の集団に襲われる瞬間を写真に収めた

インドのガンジス川最大の支流ヤムナ川には、水質汚染で大量の泡が。それでも汚れた川で沐浴するヒンドゥー教徒の姿を写す（2010年3月21日）

インド中部のマディヤプラデシュ州ボパールで1984年12月に化学工場事故が発生し、住民数千人が犠牲になった。廃墟となった町並みに30年の時を経てたたずむ住民の表情（2014年11月15日）

Photographs by Danish Siddiqui-Reuters

撮影：ダニッシュ・シディキ
1983年生まれ。2010年、ロイター通信にインターンとして入社後、インド国内やアジア、中東のニュースを撮影した。19年にはチーフ・フォトグラファーとなり、12人のフォトジャーナリストたちのリーダーとして活躍中だった21年7月、アフガニスタン取材中にタリバンの攻撃を受けて死去（右写真：REUTERS）