コラム
映画の境界線 大場正明
映画の境界線 大場正明

北朝鮮脱北の危険な道!『ビヨンド・ユートピア 脱北』が描く衝撃の旅

サンダンス映画祭でUSドキュメンタリー部門の観客賞を受賞したマドレーヌ・ギャヴィン監督の『ビヨンド・ユートピア 脱北』の冒頭には、以下のよ

2024.01.11
映画の境界線 大場正明

19世紀フランスを舞台にした映画『ポトフ 美食家と料理人』:美食の世界への新たな視角

<カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した『ポトフ 美食家と料理人』は、トラン・アン・ユン監督が美食の世界を新たな視角から描き出し、料理の意

2023.12.15
映画の境界線 大場正明

トランプ政権下で国家機密の漏洩事件を引き起こした女性の実像、映画『リアリティ』

<ティナ・サッター監督の映画『リアリティ』は、2017年にNSA文書をリークしたリアリティ・ウィナーの実話を描いている。彼女の逮捕と尋問の詳

2023.11.17
映画の境界線 大場正明

スペイン・ガリシアの実話を基にした映画『理想郷』:土地争いから始まった悲劇とは?

<1997年、スペイン・ガリシア地方の小さな村にオランダ人夫妻が移住。しかし、土地の利権を巡る対立が生まれ、失踪事件へと発展。この実際の事件

2023.11.02
映画の境界線 大場正明

ルーマニアの裏側......映画『ヨーロッパ新世紀』が映し出す政治文化と民族対立

<ルーマニアのトランシルヴァニアの村を舞台に、言語、民族、政治文化の複雑な絡み合いを描いた作品。原題「R.M.N.」の謎を解き明かしながら、

2023.10.12
映画の境界線 大場正明

ブラック・ライヴズ・マター運動と映画の交差: ケネス・チェンバレン事件の衝撃的な再現

<2011年の事件を中心に、社会的背景や警官とケネスの間の葛藤をリアルタイムで描き出す。この映画は、現代社会の偏見や差別、そしてそれに起因す

2023.09.15
映画の境界線 大場正明

イラン映画界の巨星、パナヒ監督の『熊は、いない』が描く社会の裏側とは?

<イランの名匠ジャファル・パナヒが、映画制作の禁止を乗り越えて挑んだ新作『熊は、いない』は、社会の裏側を鋭く。伝統と現代、そして政治的な圧力

2023.09.13
映画の境界線 大場正明

イスラエル人とは何かを掘り下げる、『6月0日 アイヒマンが処刑された日』

<アルゼンチンに潜伏するアイヒマンの逮捕劇やエルサレムでの裁判は、これまでにも描かれてきたが、アメリカ人監督パルトロウが注目したのは、死刑を

2023.09.06
映画の境界線 大場正明

すべてがチェスの対局に集約されていく『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』

<ユダヤ系作家ツヴァイクの最期の小説「チェスの話」の映画化。現在と過去、現実と幻想の境界が揺らぎだすドラマ......> オーストリア出身の

2023.07.20
映画の境界線 大場正明

戦後ドイツ、男性同性愛を禁じる刑法175条、「過去の克服」の重さと複雑さを描く『大いなる自由』

<戦後から1969年に至る時代を背景にした『大いなる自由』に描かれるのは、男性同性愛を禁じるドイツ刑法175条に翻弄されつづける同性愛者の姿

2023.07.06
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影された「謎の影」にSNS騒然...気になる正体は?
  • 2
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 3
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 4
    地中海は昔、海ではなかった...広大な塩原を「海」に…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 7
    「マンモスの毛」を持つマウスを見よ!絶滅種復活は…
  • 8
    「完全に破壊した」ウクライナ軍参謀本部、戦闘機で…
  • 9
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 10
    老化を遅らせる食事法...細胞を大掃除する「断続的フ…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 3
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 4
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 5
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 8
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 9
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 10
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中