DJ SODA事件の「警備体制に問題あった」は本当か?
DJ SODA OfficialーInstagram
<韓国のDJ「DJ SODA」が今月、大阪の音楽イベントで観客から胸などを触られた事件が炎上している。「露出の多い服装が問題」「警備が不十分」と、その責任をDJ SODAや大会運営者に帰するネットの意見があるが、大間違いだ>
DJ SODAの一件が尾を引いている。ほんの一週間前まで私を含めほとんどの日本人は彼女の名前などまったく知らなかったというのに、今はSNSはおろか、NHKや民放のニュースでも盛んに取り上げられている。もはや大事件の様相である。
【写真】大阪の野外フェスで撮影されたセクハラ被害の決定的瞬間
目下、少なからぬ人々が当日の警備体制の問題だとか、脚立に上がったことの是非、露出の激しい服装、セクシーさを売りにしてきたこれまでのスタンス、さらには竹島絡みの反日思想を持っていたとか、アメリカの空港でFから始まる卑語がプリントされたレギンスの着用に固執したといった話を持ち出しており、何とかして彼女の言動に問題があったことを喧伝すべくディスインフォメーションが繰り広げられている。
ネット上の意見というのは過激化するのが常だから、これがそのまま日本社会の平均的な意見とは思わない。恐らくは現実世界で生きがいの乏しい、社会に不満を抱えながら孤立しているであろう弱者男性たちの心象世界を先鋭化させたものが、ネット上で数多く発現されているに違いない。
だが、それらを差し引いて考えても、ネット上で拡散されている文言の数々は、今の日本社会が性暴力に遭った被害者をどういう目で見て、どう扱おうとしているかを測る貴重なパラメーターになる。
そう考えて改めてSNSの言説を見ると、暗澹とする。DJ SODAに対して何やらマイナスなことを言っている人々の主張は、ほとんど意味を成していないからだ。以下、説明する。
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