コロナから解放された日本社会の、新たな「新しい生活様式」
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写真はイメージです Nikada/iStock
<マスク着用やソーシャルディスタンス、外食の際のルールなど、こと細かに制限されたコロナ禍の生活。日本が新型コロナウイルスから解放されつつある今、人々の暮らしや街の風景はどう変わったか?>
新型コロナウイルスのパンデミックにより、日本では2020年3月13日に新型コロナウイルス対策の特別措置法が成立。同年4月7日には首相官邸で記者会見が開かれ、人と人との接触を7割から8割削減することを目指し、東京や神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都道府県を対象に、当時の安倍晋三首相が最初の「緊急事態宣言」を発令した。
そして同年5月には、政府の新型コロナウイルス感染症専門家会議が「新しい生活様式」を提言。「人との間隔はできるだけ2メートル(最低でも1メートル)空ける」といったソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、こまめな手洗い・手指消毒の徹底、テレワークや時差通勤の推奨、スポーツの応援などでは十分な距離を取るかオンラインで行うことや、食事中の会話を控えめにすることなど、感染拡大防止のための行動変容を求める指針が発表された。
プロ野球やサッカーの試合は無観客での開催を余儀なくされ、音楽フェスや展示会などの大規模なイベントはもちろん、ライブや舞台などもこぞって中止に......。制限は感染状況が落ち着くにつれて徐々にゆるやかにはなったものの、飲食店で仲間たちと会食することはおろか、遠く離れた家族にすら自由に会えない日々が長く続いた。
コロナ禍において、生活のあらゆる場面に現れたそうした制限は、今、どのように変わってきているのだろうか?
駅や電車にもノーマスク姿の人がちらほらと
まずマスクの着用については、厚生労働省が今年3月13日以降は「個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となる」とする「マスクの着用の考え方」を発表している。これまでの「屋内では原則着用」というルールは撤廃され、着用が個人の判断とされる一方で、医療機関の受診時や通勤ラッシュ時、重症化リスクが高い人が感染の混雑した場所に行く際には、配慮や注意を促す内容だ。
こうした発表を受け、全国のJRや私鉄などでつくる「鉄道連絡会」も新型コロナ感染対策に関するガイドラインを改定し、従来のマスク着用ルールを撤廃。原則としてマスクの着用は個人の意思や判断に委ねられることとなり、実際に駅や電車内でも、マスクを着用していない人の姿がちらほらと見られるようになった。
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