- HOME
- コラム
- 企業と組織の戦略分析
- テンセントの「ミニプログラム」がアップルの「アップ…
テンセントの「ミニプログラム」がアップルの「アップストア」と全く異なる理由
ミニプログラムは、コミュニケーションアプリを起点として新たなサービスを提供できる強みを最大限に活かしたものです。CES2019のセッションにおいてテンセントの幹部がミニプログラムを説明したチャートの中では、ミニプログラムの一部を形成しているサービスとしてアップルペイのアプリを紹介していたことも衝撃的でした。
今後、世界各国でコミュニケーションアプリ首位の座を持つ企業は、テンセントのようにさまざまなサービスを展開し、プラットフォーマーの座を狙ってくるのではないかと思います。コミュニケーションアプリの使用頻度と顧客接点、その愛着度は次世代における新たなゲームの勝敗を左右するカギでしょう。その意味でもテンセントの動向からは目が離せません。
『GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略』
田中道昭 著
日本経済新聞出版社
2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
この筆者のコラム
世界で最も自動運転車の社会実装を進めている会社は、意外な中国企業 2019.05.08
テンセントの「ミニプログラム」がアップルの「アップストア」と全く異なる理由 2019.05.07
グーグルの自動運転が「完全自動運転」である必然的理由 2018.05.25
「人口減少」日本を救う戦略はこの2国に学べ! 2018.04.03
アマゾンとグーグルの相違点を「経営」から探って分かること 2017.12.15
アリババ「米中欧日に次ぐ経済圏を構築する」大戦略とは何か 2017.12.03
アマゾンvs.アリババ、戦略比較で分かるアリババの凄さ 2017.11.22