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「長引くコロナで鬱の父に音楽への情熱を取り戻してほしい」
A:お父さんはあなたのようなお嬢さんがいて幸運です。コロナ禍の2年間は、私を含め多くの黒人が精神的に大きなダメージを受けました。私も鬱病と診断された経験がありますが、ひどいときは、「どうせ何も変わらないのに、変化を起こそうと努力するなんてばからしい」と思いました。お父さんも同じ気持ちなのかもしれません。
「一 度きりの人生なのだから、大好きなことをしなくちゃ」と声を掛けてみてはどうでしょう。お父さんの曲をかけて、あなたがその曲を大好きであることや、お父さんの音楽への情熱があなたにインスピレーションを与えたことを伝えるのもいい。私の場合、長女の「大人になったらパパみたいになりたい」という言葉が心のよりどころになりました。専門家のセラピーも有効です。これはお母さんの助けを借りるといいでしょう。ただ、あなたにはお父さんを立ち直らせる大きな力があることを覚えておいてください。
©2022 The Slate Group
<本誌2022年5月3日/10日合併号掲載>

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