ニュース速報
ワールド

カーニー次期カナダ首相、トルドー氏と会談 迅速な移行表明

2025年03月11日(火)08時22分

カナダ与党・自由党のカーニー新党首は3月10日、トルドー首相と会談し、政権移行を迅速に進める意向を表明した。9日、オタワで代表撮影(2025年 ロイター)

David Ljunggren Anna Mehler Paperny

[オタワ 10日 ロイター] - カナダ与党・自由党のカーニー新党首は10日、トルドー首相と会談し、政権移行を迅速に進める意向を表明した。

自由党は9日、トルドー首相の後任となる新党首にカーニー氏を選出した。米国との貿易戦争のさなかで、近く総選挙も行われるという混乱の時期に党のかじ取りを担うことになる。

トルドー氏はカーニー氏が正式に首相に就任するまで首相職にとどまる。

カーニー氏は会談後に「移行は円滑で迅速に行われる」と述べた。カナダ紙グローブ・アンド・メールは同氏が13日か14日に任命される可能性が高いと伝えた。

カーニー氏はトランプ米大統領との関係について問われたのに対し、まだ首相に就任していないとして回答を控えた。米政治サイトのポリティコは先に、両氏が早ければ10日にも協議する可能性があると伝えた。

カーニー氏は自由党議員団とも会談した。党関係者によると、同氏は近く総選挙実施を発表する見通し。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米1月求人件数、23万件増 解雇減も今後の労働需要

ワールド

モスクワに過去最大の無人機攻撃、3人死亡 航空機の

ワールド

英、報復措置見送る見通し 米の鉄鋼・アルミ関税に対

ワールド

ICC、フィリピン前大統領を人道に対する罪で逮捕 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 3
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「腸の不調」の原因とは?
  • 4
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 5
    スイスで「駅弁」が完売! 欧州で日常になった日本食、…
  • 6
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 7
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 8
    トランプ=マスク独裁は許さない── 米政界左派の重鎮…
  • 9
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 10
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
  • 1
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやステータスではなく「負債」?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題に...「まさに庶民のマーサ・スチュアート!」
  • 4
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 5
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 6
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 7
    「これがロシア人への復讐だ...」ウクライナ軍がHIMA…
  • 8
    「コメが消えた」の大間違い...「買い占め」ではない…
  • 9
    著名投資家ウォーレン・バフェット、関税は「戦争行…
  • 10
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 10
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中