ウクライナ戦争は米ロの代理戦争、米国務長官の見解にロシアが同意

ルビオ米国務長官(写真)がウクライナ戦争は米国とロシアの代理戦争だと見解を示したことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は6日、プーチン大統領自身の見解と一致していると述べた。2月撮影。(2025年 ロイター/Craig Hudson/File Photo)
[モスクワ 6日 ロイター] - ルビオ米国務長官がウクライナ戦争は米国とロシアの代理戦争だと見解を示したことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は6日、プーチン大統領自身の見解と一致していると述べた。
ルビオ長官は5日、FOXニュースとのインタビューで「(トランプ米大統領がこの紛争を)長期化した膠着状態にある紛争だと考えていることは最初から非常に明白だ」と発言。
「率直に言って、これは核大国間の代理戦争だ。ウクライナを支援する米国とロシアの代理戦争だ。これを終わらせる必要がある」と述べた。
ペスコフ報道官は、ルビオ長官の見解に同意すると発言。「われわれは繰り返し述べてきた。これは実際にはロシアと集団的西側の紛争だと述べてきた。集団的西側の主要国が米国だ」と指摘。
「したがって、ロシアの大統領と外相が繰り返し表明してきた立場と完全に一致している。私たちは、この紛争を、この戦争を止める時だということに同意する」と述べた。