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原油先物下落、ウクライナ和平実現なら供給逼迫緩和の見方
2025年02月13日(木)11時37分
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2月12日、アジア時間の原油先物は下落した。写真は原油掘削用のオイルジャッキ。テキサスのパーミアン盆地で2018年8月撮影(2025 ロイター/Nick Oxford)
[13日 ロイター] - 13日アジア時間の原油先物は下落した。ウクライナとロシアが停戦で合意すれば、供給を妨げてきた対ロ制裁が打ち切られるとの見方が重しとなった。
0141GMT(日本時間午前10時41分)時点で、北海ブレント先物は0.55ドル(0.73%)安の1バレル=74.63ドル、米WTI先物は0.52ドル(0.73%)安の70.85ドル。
トランプ米大統領は12日、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領がともに和平を望む立場を示したとし、戦争終結に向けた交渉を開始するよう米高官に指示したと明らかにした。
トランプ氏が近く発表する構えの相互関税にも警戒感が漂っている。
米原油在庫の増加も相場を圧迫した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した在庫統計(7日までの1週間)によると、原油在庫は410万バレル増加し、アナリスト予想(300万バレル増)を上回った。