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グアテマラ、トランプ氏と不法移民巡る対話に前向き 合意ないと強調

2024年12月30日(月)07時57分

12月27日、グアテマラは米国から強制送還される中米諸国出身者の受け入れについて、合意していないものの、トランプ次期米政権と「建設的で敬意ある対話」を行う用意があると表明した。22日、アリゾナ州フェニックスで撮影(2024年 ロイター/Cheney Orr)

[グアテマラ市 27日 ロイター] - グアテマラは米国から強制送還される中米諸国出身者の受け入れについて、合意していないものの、トランプ次期米政権と「建設的で敬意ある対話」を行う用意があると表明した。

26日付の声明で、政府はトランプ氏の政権移行チームと継続的に関与しているとした上で、米国に不法滞在している移民を大量に強制送還するトランプ氏の計画について政府高官との会談は行われていないと述べた。

ロイターは26日、複数の関係者の話として、グアテマラが不法移民の受け入れに前向きだと報じた。

関係者によると、グアテマラ政府は、トランプ政権との良好な関係構築に積極的で、トランプ氏の政権移行チームやマルコ・ルビオ上院議員、ヘリテージ財団などと会談を重ね、移民問題や国境警備、麻薬取引などについて協議している。

帰国者の社会復帰支援を優先し、米国で培ったスキルを民間セクターで活かす狙いだという。

グアテマラ政府は「外務省は匿名で発信されたいかなる発言も政府の公式見解を正確に反映したものではないことを強調する」とした。

ロイター
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