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スロバキア、ウクライナへの対抗措置検討 ロシア産ガス供給停止なら

2024年12月30日(月)07時48分

スロバキアのフィツォ首相は12月27日、フェイスブックに投稿したビデオメッセージで、ウクライナがスロバキアへのロシア産ガス供給を想定通り停止した場合には、来年1月1日から電力供給支援を停止するなど、ウクライナに対抗措置を取ることを検討する方針を示した。2022年7月撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[プラハ 27日 ロイター] - スロバキアのフィツォ首相は27日、フェイスブックに投稿したビデオメッセージで、ウクライナがスロバキアへのロシア産ガス供給を想定通り停止した場合には、来年1月1日から電力供給支援を停止するなど、ウクライナに対抗措置を取ることを検討する方針を示した。

スロバキアは、ウクライナ経由のロシア産ガス供給を来年も確保したい考えだ。しかし、ウクライナは、今月末に期限を迎えるロシアとのガス輸送契約の更新を拒否している。

スロバキアは、代替輸送ルートを利用すればコストが大幅に増え、同国の輸送事業にも打撃となり、5億ユーロの損失を被ることになるとしている。

フィツォ氏は「来年1月1日以降、(ガス輸送の)状況を見極め、ウクライナへの対抗措置の可能性を検討する」と述べた。

ロイター
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