ニュース速報
ワールド

中国、米がサイバー攻撃で「企業秘密窃盗」 ハイテク企業標的

2024年12月19日(木)14時16分

 12月18日、中国のインターネット緊急対応センターは、「企業秘密の窃盗」を目的とした中国テクノロジー企業に対する米国のサイバー攻撃を昨年5月以降2件確認し対応したと発表した。イメージ写真(2024年 ロイター/Kacper Pempel)

[北京 18日 ロイター] - 中国のインターネット緊急対応センターは18日、「企業秘密の窃盗」を目的とした中国テクノロジー企業に対する米国のサイバー攻撃を昨年5月以降2件確認し対応したと発表した。

中国国家コンピューターネットワーク緊急対応技術チーム/調整センター(CNCERT/CC)はウェブサイトに掲載された声明で、先端材料の設計研究部門と、インテリジェントエネルギーやデジタル情報に焦点を当てた大規模なハイテク企業が「米国情報機関の攻撃を受けた疑いがある」と述べた。

2件とも大量の企業秘密の窃盗につながったという。

CNCERT/CCは、中国に対するサイバーセキュリティーの脅威を防止・検出することを目的とする非政府組織。

米国やその同盟国も中国が国家主導で企業秘密を盗む活動を行っていると非難している。

米国務省はCNCERT/CCの発表に関するコメント要請に現時点で応じていない。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米・ウクライナ高官、サウジで協議 米報道官「前向き

ビジネス

米1月求人件数、23万件増 解雇減も今後の労働需要

ワールド

モスクワに過去最大の無人機攻撃、3人死亡 航空機の

ワールド

英、報復措置見送る見通し 米の鉄鋼・アルミ関税に対
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 3
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「腸の不調」の原因とは?
  • 4
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 5
    スイスで「駅弁」が完売! 欧州で日常になった日本食、…
  • 6
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 7
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 8
    トランプ=マスク独裁は許さない── 米政界左派の重鎮…
  • 9
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 10
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
  • 1
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやステータスではなく「負債」?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題に...「まさに庶民のマーサ・スチュアート!」
  • 4
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 5
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 6
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 7
    「これがロシア人への復讐だ...」ウクライナ軍がHIMA…
  • 8
    「コメが消えた」の大間違い...「買い占め」ではない…
  • 9
    著名投資家ウォーレン・バフェット、関税は「戦争行…
  • 10
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 10
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中