ニュース速報
ワールド

トランプ氏顧問、環境調査免除を提言 政府支援の重要鉱物事業

2024年12月19日(木)11時20分

 12月18日、トランプ次期米大統領の顧問は、連邦政府が資金を提供する重要鉱物事業に関し、環境調査の終了を提言している。写真は、鉱山で砕石機に鉱石を運ぶホイールローダー。 2020年1月、カリフォルニア州マウンテンパスの鉱山で撮影(2024年 ロイター/Steve Marcus)

Jarrett Renshaw

[18日 ロイター] - トランプ次期米大統領の顧問は、連邦政府が資金を提供する重要鉱物事業に関し、環境調査の終了を提言している。ロイターが確認した資料で分かった。電気自動車(EV)や電子機器などに使われる重要鉱物資源の国内生産の拡大を図るという。

環境調査を免除し、連邦政府が支援する鉱物事業を中国依存軽減につなげることを目指す。提言では、トランプ氏に対し、米国家環境政策法(NEPA)に基づいた調査を免除するよう求めた。NEPAは、連邦保有地での開発事業に適用される。

トランプ氏が提言を受け入れた場合、リチウム鉱山や加工施設など、連邦政府が支援する開発プロジェクトへの数十億ドルの資金提供が促進される可能性がある。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米・ウクライナ高官、サウジで協議 米報道官「前向き

ビジネス

米1月求人件数、23万件増 解雇減も今後の労働需要

ワールド

モスクワに過去最大の無人機攻撃、3人死亡 航空機の

ワールド

英、報復措置見送る見通し 米の鉄鋼・アルミ関税に対
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 3
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「腸の不調」の原因とは?
  • 4
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 5
    スイスで「駅弁」が完売! 欧州で日常になった日本食、…
  • 6
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 7
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 8
    トランプ=マスク独裁は許さない── 米政界左派の重鎮…
  • 9
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 10
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
  • 1
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやステータスではなく「負債」?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題に...「まさに庶民のマーサ・スチュアート!」
  • 4
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 5
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 6
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 7
    「これがロシア人への復讐だ...」ウクライナ軍がHIMA…
  • 8
    「コメが消えた」の大間違い...「買い占め」ではない…
  • 9
    著名投資家ウォーレン・バフェット、関税は「戦争行…
  • 10
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 10
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中