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ロシア、ウクライナ巡る要求に変更なし トランプ氏と協議の用意も
2024年11月09日(土)00時59分
クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官(写真)は8日、プーチン大統領にはトランプ次期米大統領とウクライナ問題について協議する用意があるものの、戦闘終結に向けたロシア側の要求を変更することを意味するものではないと述べた。10月撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov)
[モスクワ 8日 ロイター] - クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は8日、プーチン大統領にはトランプ次期米大統領とウクライナ問題について協議する用意があるものの、戦闘終結に向けたロシア側の要求を変更することを意味するものではないと述べた。
ペスコフ報道官は「プーチン大統領は特別軍事作戦の目標が変わるとは一度も言っていない。むしろ目標は変わらないと繰り返し述べている」とし、「これら全てはロシアの安全保障上の利益、ロシア国民の安全保障上の利益に関わる。従って、いかなる変更の話も出ていない」と述べた。
プーチン氏とトランプ氏の電話会談の可能性に関する記者団からの質問に対しては、現時点で具体的なことは何もないと応じ、両国の関係改善について語るのは時期尚早とコメントするにとどめた。