プーチン氏がトランプ氏に伝言、「慎重な楽観主義」あるとロシア

ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官(写真)は14日、記者団に対し、プーチン大統領がトランプ米大統領にウクライナ停戦案についてメッセージを送ったと明らかにし、「慎重な楽観主義」があると述べた。12月撮影。(2025年 ロイター/Maxim Shemetov/File Photo)
[モスクワ 14日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は14日、記者団に対し、プーチン大統領がトランプ米大統領にウクライナ停戦案についてメッセージを送ったと明らかにし、「慎重な楽観主義」があると述べた。
プーチン氏と会談した米国のウィットコフ中東担当特使を通じてトランプ氏に「シグナル」を伝えたという。
ペスコフ氏は「慎重に楽観的になる理由は確かにある。昨日、ジャーナリストの質問に答えたプーチン大統領の非常に重要な発言を聞いただろう。彼は和解という点ではトランプ大統領の立場を支持すると表明したが、一緒に答えを得る必要がある疑問もあると述べていた」と語った。
「そうだ。確かにまだやるべきことはたくさんあるが、それにもかかわらず(プーチン)大統領はトランプ氏の立場への連帯を表明した」と話した。
ウィットコフ氏がトランプ氏に報告してから、両大統領の電話会談スケジュールを調整する見通しだという。