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スペインGDP、第3四半期は前期比+0.3%に減速 予想は上回る

2023年10月30日(月)10時43分

スペイン統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増で、伸び率は第2・四半期の0.4%(改定値)から減速した。写真は6月13日、ロンダで撮影(2023年 ロイター/Jon Nazca)

[マドリード 27日 ロイター] - スペイン統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増で、伸び率は第2・四半期の0.4%(改定値)から減速した。ロイターがまとめたアナリスト予想は0.2%だった。

前年比の伸びは1.8%で、前期改定値の2.0%から減速。ロイター調査による予想の1.6%は上回った。

カルビノ経済相代行はRNEラジオに「きょう発表された第3・四半期の経済成長率と昨日発表された失業率の数字で、力強く成長し続けているスペイン経済の強さが確認された」と述べた。

第3・四半期は、国内消費が好調を維持した一方、海外からの需要は減少した。夏季の観光が好調だったことから、外国からの観光客による支出が大幅に増えた。

スペイン政府は2023年の経済成長率を2.4%と予想している。同国は、製造業への依存度がより高く世界的な景気鈍化の影響を受けやすいドイツなどの欧州諸国より高い成長率を記録している。

ロイター
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