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アイリスオーヤマ、相互関税対策で18億円の対米追加投資 生産体制強化
2025年04月21日(月)12時32分

4月21日、アイリスオーヤマ(仙台市)は、米国の関税措置で輸入製品のコスト上昇および供給リスクが顕在化したとし、米国内の生産を強化すると発表した。写真は都内で2022年12月撮影(2025年 ロイター/Androniki Christodoulou)
Kentaro Okasaka
[東京 21日 ロイター] - アイリスオーヤマ(仙台市)は21日、米国の関税措置で輸入製品のコスト上昇および供給リスクが顕在化したとし、米国内の生産を強化すると発表した。総額1300万ドル(約18億5000万円)を追加投資し、現地市場における競争力の維持・向上を目指すとしている。
米国ではグループの現地法人(アリゾナ州)がウィスコンシンとテキサス、アリゾナ、ペンシルベニア各州の工場を拠点に、主に収納用品やペット用品などのプラスチック製生活用品を生産・供給している。
今回の投資でペットシーツや医療用マスクの生産設備を新設。プラスチック成型事業を拡大する。