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石破首相、日米貿易協定とトランプ関税の整合性「常に主張へ」
2025年04月21日(月)10時36分

4月21日、石破茂首相(写真)は、米国の関税措置について集中審議する参院予算委員会で、2019年に当時の安倍晋三首相とトランプ大統領が締結した「日米貿易協定との整合性について問題意識を持ち常に主張していく」と述べた。4月17日、東京で代表撮影(2025年 ロイター)
[東京 21日 ロイター] - 石破茂首相は21日、米国の関税措置について集中審議する参院予算委員会で、2019年に当時の安倍晋三首相とトランプ大統領が締結した「日米貿易協定との整合性について問題意識を持ち常に主張していく」と述べた。徳永エリ委員(立憲)への答弁。
19年の日米貿易協定では「協定が誠実に履行されている間は、日本の自動車および自動車部品に対して追加関税は課さない」ことで合意していたため、徳永委員は同協定の白紙撤回するかどうかを質問。石破首相は「白紙にすることは考えていない」と否定しつつ、トランプ大統領の関税措置と同協定の整合性は議論する姿勢を示した。