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台湾金融規制当局、空売り規制を再び延長 米関税巡る不確実性で
2025年04月21日(月)09時22分

台湾の金融規制当局は4月19日、株式市場の安定を確保するため、空売り規制を再び延長すると発表した。写真は台湾証取。2024年8月、台北で撮影(2025年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)
[台北 19日 ロイター] - 台湾の金融規制当局は19日、株式市場の安定を確保するため、空売り規制を再び延長すると発表した。
米国の関税発表を受けて世界的な市場の混乱が起きたことを受け、規制は6日に初めて発動された。当初は1週間だったが、その後1週間延長された経緯がある。
台湾金融監督管理委員会は発表文の中で規制がいつ終わるかには触れていない。米関税政策を巡る不確実性はなお高く、世界の株式市場の「変動」も続くと指摘。市場に大きな変化があれば「市場の安定と投資家の利益を維持するため、関連する措置を適宜調整する」としている。