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アジア新興国株が急落、トランプ関税で世界的な景気後退懸念
2025年04月07日(月)11時30分

4月7日、アジア新興国株式市場は序盤の取引で軒並み急落し、数年ぶりの安値を記録した。写真はシンガポール証券取引所の看板。2017年7月撮影(2025 ロイター/Edgar Su)
[7日 ロイター] - アジア新興国株式市場は序盤の取引で軒並み急落し、数年ぶりの安値を記録した。トランプ米大統領が発表した予想を上回る厳しい関税措置により、世界的なリセッション(景気後退)懸念が高まっている。
シンガポール市場は寄り付きで7%下落し、1日の下げ幅としては2020年3月以来の大きさとなる勢い。
クアラルンプール市場は序盤の取引で4%以上下落し、16カ月ぶりの安値を付けた。
マニラ市場も4%以上値下がりした。トランプ氏の関税発表後、初の取引となった台湾株は10%近く急落した。