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S&P、マクロ経済予想を全面見直し 米相互関税受け
2025年04月07日(月)08時57分

4月4日、格付け大手S&Pグローバルは、トランプ米大統領が発表した相互関税を受け、全てのマクロ経済予想を見直していると明らかにした。1月29日撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ロンドン 4日 ロイター] - 格付け大手S&Pグローバルは、トランプ米大統領が発表した相互関税を受け、全てのマクロ経済予想を見直していると明らかにした。7日からの週に修正予想を発表するが、国債などの格下げが相次ぐ懸念が高まりそうだ。
S&Pによると、トランプ氏の相互関税の規模は、大半の予想を上回る内容だったという。
同社は、米国内総生産(GDP)への影響が貿易相手国による報復措置の度合いや関税収入の使途に左右されると指摘した。 ただ、減税が実施され、報復措置が「比較的控えめ」な場合でも、米成長率はS&Pの最新予想を0.3─0.4%ポイント下回る可能性があるという。