ゴールドマン、原油価格予想を下方修正 関税と供給増踏まえ

ゴールドマン・サックスは、今年の北海ブレント原油先物の平均価格予想を5.5%引き下げて1バレル=69ドルとし、米WTI原油先物は4.3%引き下げて66ドルとした。写真は2020年4月、 ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエヴォで撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[4日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、今年の北海ブレント原油先物の平均価格予想を5.5%引き下げて1バレル=69ドルとし、米WTI原油先物は4.3%引き下げて66ドルとした。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の供給増と、世界貿易戦争がリセッション(景気後退)の引き金となるリスクを挙げた。
ゴールドマンはまた、2026年のブレント平均価格見通しを9%引き下げ62ドル、WTIも6.3%引き下げ59ドルとした。新たな見通しは今後、さらに引き下げられる可能性があるとの認識を示した。
「特に26年に関しては、景気後退の可能性やOPECプラスの供給増を踏まえ、予想に対するリスクは下方と捉えている」と説明した。
きょう0408GMT(日本時間午後1時08分)現在、北海ブレント先物は69.59ドル、WTIは66.39ドル。
原油は3日、22年以来の大幅な下落率を記録した。トランプ米大統領が2日に発表した貿易相手国への相互関税や、OPECプラス有志国による生産拡大決定が圧迫要因となった。