英サービスPMI、3月52.5に下方改定 米関税や人件費増を懸念

4月3日、 S&Pグローバル/CIPSがまとめた3月の英国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.5で2月の51.0から上昇し2024年8月以来の高水準となった。ロンドンで2月撮影(2025年 ロイター/Isabel Infantes)
[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSがまとめた3月の英国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.5で2月の51.0から上昇し2024年8月以来の高水準となった。ただ速報値の53.2からは下方改定された。人件費上昇、米関税、景気への懸念が見通しに影を落としている。
新規輸出受注が4カ月ぶりに上昇し2024年10月以来の高水準となった。欧州の発注が回復したことが主因。ただ米国の需要減退を指摘する声もあったという。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏によると、企業は賃金上昇やトランプ関税の影響を懸念している。「サービス業者は、家計の節約志向、企業顧客のリスク回避、地政学の不確実性などを成長制約要因として挙げた」とし、サービス業は依然目先に慎重な見方をしていると指摘した。
投入コストは今年最も穏やかな上昇にとどまった。輸送費の低下が賃金上昇や仕入れ価格上昇を帳消しにした。
雇用は6カ月連続で縮小した。
サービスと製造業を合わせた総合PMIは50.5から51.5に上昇したが、ロイターがまとめた予想の52.0を下回った。