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ユーロ圏総合PMI、3月50.9に上方改定 3カ月連続節目超え

2025年04月03日(木)17時45分

4月3日、S&Pグローバルがまとめた3月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.9で景況拡大と縮小の分かれ目となる50を3カ月連続で上回った。アテネで1月撮影(2025年 ロイター/Stelios Misinas)

[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた3月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.9で景況拡大と縮小の分かれ目となる50を3カ月連続で上回った。製造業に回復の兆しが出るとともに、サービス業も成長が加速した。

総合PMIは2月の50.2から上昇し、速報値の50.4から上方改定された。ただ依然長期平均を下回っている。

ハンブルク商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「昨年末、ユーロ圏はリセッション(景気後退)に向かっているように見えたが、今年に入ってやや安定してきた」と述べた。ただ「米国の関税はユーロ圏の経済を再び軌道修正する可能性がある」と指摘した。製造業の持ち直しは、関税引き上げを前に米国からの発注が前倒しされたことが大きいとみている。

総合PMIの上昇は、企業が未完了の受注を消化したことが主因。受注残指数は47.3から47.1に低下し3カ月ぶりの低水準となった。

サービスPMIは50.6から51.0に上昇した。速報値では50.4に低下していた。

欧州中央銀行(ECB)が注視するサービス価格は3月に上昇が鈍化。PMIでも投入価格指数、産出価格指数ともに低下した。

ロイター
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