メタ、反トラスト法訴訟の和解持ち込みへトランプ氏に働きかけ=WSJ

4月2日、米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が、反トラスト法(独占禁止法)違反の訴訟回避に向けて和解に持ち込めるよう、トランプ大統領に働きかけている。2024年9月、カリフォルニア州の本社で撮影(2025年 ロイター/Manuel Orbegozo)
[2日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が、反トラスト法(独占禁止法)違反の訴訟回避に向けて和解に持ち込めるよう、トランプ大統領に働きかけている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が2日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。
米連邦取引委員会(FTC)は、メタによる写真共有アプリ「インスタグラム」と通信アプリ「ワッツアップ」の買収が反トラスト法違反に当たるとして、2020年に当時のフェイスブックを提訴した。
この訴訟の審理が14日に開かれるのを前にメタ側はトランプ氏や同氏の上級顧問らと面会していたとされる。
メタはロイターに「私たちは定期的に政策担当者と会って、競争や国家安全保障、経済成長に影響を与える事案を議論している」とコメントした。
ホワイトハウスは今のところコメントを発表しておらず、FTCの広報担当者はコメントを拒否した。
FTCは第1次トランプ政権時代から反トラスト法の問題で巨大IT企業に厳しく対応する政府の姿勢を主導し、バイデン前政権下でもこの方針を維持。ファーガソン委員長はメタとアマゾン・ドット・コムに対する訴訟を続けていくつもりだと発言している。
ただその後トランプ氏と巨大IT企業の関係が改善し、同氏がFTCの野党民主党系委員2人を解任したため、民主党内では今後も反トラスト法違反訴訟が継続されるかどうか疑問視する声が出ている。