アップルTV+、年10億ドル超の損失か コスト削減の動き=報道

ハイテク系ニュースサイト「ザ・インフォメーション」は20日、米アップルは動画ストリーミングサービス「アップルTVプラス」で年間10億ドル超の損失を出していると報じた。2020年7月、フランス・パリのアップルストアで撮影(2025年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[20日 ロイター] - ハイテク系ニュースサイト「ザ・インフォメーション」は20日、米アップルは動画ストリーミングサービス「アップルTVプラス」で年間10億ドル超の損失を出していると報じた。事情に詳しい2人の関係者の話として明らかにした。
報道によると、2019年の同サービス開始以来、アップルはコンテンツ制作に年間50億ドル超を投じてきたものの、昨年は約5億ドル削減。コストカットに動き始めているとみられる。
ストリーミング業界での競争激化に伴い、メディア関連企業では複数のサービスを低料金でまとめて提供するバンドルサービスの傾向が強まっている。「アップルTVプラス」も米コムキャストが傘下の配信サービス「ピーコック」とネットフリックスと組み合わせて月額15ドルで提供している。
アップルはロイターのコメント要請には応じていない。