ニュース速報
ビジネス

クシュタール、セブンの一部株主と面談 膠着打開目指す=BBG

2025年03月19日(水)08時21分

 ブルームバーグは関係者の話として、セブン&アイ・ホールディングスに買収提案しているカナダの小売大手アリマンタシォン・クシュタールがセブンの一部株主と面談したと報じた。2024年8月、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 19日 ロイター] - ブルームバーグは関係者の話として、セブン&アイ・ホールディングスに買収提案しているカナダの小売大手アリマンタシォン・クシュタールがセブンの一部株主と面談したと報じた。買収を巡る協議が膠着している状況の打開を目指しているという。

ブルームバーグによると、クシュタールの創業者兼会長、アラン・ブシャール氏が一部のセブン株主と面談し、買収に同意すべき理由について説明。セブンに圧力をかけるよう明確に促したわけではないが、買収の利点を強調し、セブン─イレブンの日本での存在感や成長の可能性などについて語った。

クシュタールが先週都内で開いた記者会見でブシャール氏は、合意に時間がかかっても買収をあきらめない考えを示した。セブンの資産査定ができていない状況にある中、査定ができればさらなる価値を見いだせるとし、早期に本格的な交渉に入るよう改めて求めた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏の政府系メディア解体、議員や活動家が反発

ビジネス

景気判断据え置き、先行きリスクに米通商政策=3月月

ビジネス

アングル:日銀、国債減額ペースで慎重意見 金利上昇

ワールド

トルコ大統領の政敵を拘束、「クーデター」と野党反発
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平
特集:2025年の大谷翔平
2025年3月25日号(3/18発売)

連覇を目指し、初の東京ドーム開幕戦に臨むドジャース。「二刀流」復帰の大谷とチームをアメリカはこうみる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研究】
  • 4
    失墜テスラにダブルパンチ...販売不振に続く「保険料…
  • 5
    「トランプ錯乱症候群」(TDS)って何? 精神疾患に…
  • 6
    ローマ人は「鉛汚染」でIQを低下させてしまった...考…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「二酸化炭素(CO₂)排出量…
  • 8
    DEFENDERの日本縦断旅がついに最終章! 本土最南端へ…
  • 9
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 10
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研究】
  • 4
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
  • 5
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 6
    失墜テスラにダブルパンチ...販売不振に続く「保険料…
  • 7
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 8
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 9
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ…
  • 10
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中