英ビジネス貿易相、18日に米国訪問 経済関係強化へ商務長官らと会談

レイノルズ英ビジネス貿易相は3月18日にワシントンを訪問し、ラトニック米商務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表と会談する。1月14日、ロンドンの首相官邸前で撮影(2025年 ロイター/Chris J. Ratcliffe)
[18日 ロイター] - レイノルズ英ビジネス貿易相は18日にワシントンを訪問し、ラトニック米商務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表と会談する。トランプ米大統領が関税政策で長年の同盟国を標的にし続ける中、経済関係の強化を目指す。ビジネス貿易省が発表した。
英国は先週、トランプ氏の鉄鋼・アルミニウム関税発動に失望感を示したが、欧州連合(EU)に追随して報復することは控えた。
トランプ氏は17日、鉄鋼とアルミニウムに対する関税に例外を設けるつもりはないと述べている。
レイノルズ氏は声明で「本日のワシントン訪問は、両国の利益となるより広範な経済協定の締結に向けた新政権との現実的かつ前向きな関与の最新のステップだ」と説明。
「英米両国は長年にわたり双方に利益をもたらしてきた公平でバランスの取れた関係を築いており、この関係をさらに強化することで、双方が利益を得るだろう」と語った。