スタンダード・チャータード、超富裕層向け投資クラブ設立

3月11日、英銀大手スタンダード・チャータードはグローバル・プライベート・バンキング部門が、超富裕層顧客向けの投資クラブを立ち上げたと発表した。写真は同行のシンガポール支店。2023年5月撮影(2025年 ロイター/Caroline Chia)
[11日 ロイター] - 英銀大手スタンダード・チャータードは11日、グローバル・プライベート・バンキング部門が、超富裕層顧客向けの投資クラブを立ち上げたと発表した。
投資クラブの名称は「プライベート・マーケット共同投資クラブ」。超富裕層顧客の間で機関投資家レベルの効率的なプライベート・マーケット・ポートフォリオを求める声が増えていることに対応した。
会員には機関投資家レベルのデューデリジェンス、円滑な執行、取引サポートなどのサービスを提供する。
同行でプライベートバンキング・富裕層顧客を担当するグローバル責任者、レイモンド・アン氏は「超富裕層は従来の投資ソリューションの枠を超えた、プライベート・マーケットへのアクセスをますます求めるようになっている」と述べた。
スタンダード・チャータードは、今回の投資クラブの立ち上げに伴い、プライベート投資会社アルディアンと提携した。